コンサバ系のハーブとオムレツの秘密 [畑仕事]
「手早い男だったそうですわよ。」「あらま!」 井戸端会議仕様にすると意味が違ってクル・・・
【寒さにつおいアブラナ科とコンサバ系のハーブ】
畑には既にいろいろ夏の作物が引っこ抜かれ、
そろそろ冬っぽさが色濃くなってまいりました。
ふつーキャベツはそろそろ食べごろ。 ムラサキキャベツは巻き始め。
サボイ系ちりめんキャベツ。 芽キャベツはまだまだ赤ちゃんサイズ。
怪しい野菜その1、キッチン緑。 その2、アスパラガスキャベツ。(放置系)
その1は、ベビーリーフで食べるところを大きく育ててしまったもの。ジュース用かなぁ。 その2は、結球しないキャベツの種類なんだけど何故アスパラガスなのかは不明。
虫と住み分けできてるブロッコリー。葉っぱだけ食べる分には・・・ 赤かぶは専ら漬物用。 ブロッコリーはどちらかというと脇芽の小さいサイズが好き。これから春先まで毎日食べられる。
奥がレモンバーム、手前がサラダバーネット。 寒いほうが柔らかいルッコラは意外と万能選手。 サンドイッチに挟んだりサラダに入れたりごま油で炒めてお醤油で味付けしたり。
こっちもルッコラの一種。野生種のセルバチコ。 野生種は葉の切れ目が深く宿根性。 珍しいので蒔いてみたけれど、あまり収穫できる葉が無いのがちとサミシイ。
どれもこれも、基本「アブラナ科」ばかり。
やっぱり寒い時期はアブラナ科だね。
昨日は今年最後の種まき。
宮内菜とチンゲンサイとサラダほうれん草。
一部既に育ってますが追っかけ組みです。
間引き菜はしゃぶしゃぶで使用予定。(´・ω・`)b
夏のトマトハウスをさらに覆って温室もどきが完成。ハーブも掘り起こしてここに入れておけば、 冬じゅう楽しめそう。いちごの苗今年はハウスで「高床式」に。これでナメクジに食べられないぞ。 さやえんどうの苗はもう麻の網をよじ登っています。三つ葉もお正月に使えるかな。 温度計と湿度計完備なので調節は小まめに。まだ暖かい日は30度くらいになっちゃう。
【ハーブで変身させてみる】
レモンバームを刻んでハーブマフィンを焼きました。 なんか「自慢焼き」っぽい?( ̄ω ̄;) でも、レモンバームの香りがあるのでちょっと違う顔になってる。
【オムレツ逸話ふたつ】
オムレツは今日はポピュラーは一品料理ですが、
本来フランス料理の昼食のお魚料理のコースに組み込まれることが多いものです。
1671年、コンデ公がルイ14世を招待した際のこと、
料理長のヴァデルは舌平目のソテーをメインに考えていました。
ところがノルマンディから肝心の舌平目が届かず、
面目が立たないヴァデルは自殺。
舌平目を積んだ馬車が到着したのはその2時間後でした。
この2時間を埋めるため、
舌平目に形が似ているオムレツをコースに出すようになったとか。
しかし、何も自殺しなくても・・・(´;ω;`)
もうひとつ。
昔、スペインの王が領地を見回りしていたところ急に空腹になり、
近くの農民に何か食べ物はないかと訊きました。
あるのは生みたての玉子だけ。
その農民は玉子を手早く焼いて出したところ王はいたく感激して、
「なんと手早い男だ!(Quel homme leste.ケルオムレスト)」と叫んだとか。
この言葉が詰まって「オムレツ」となったという説。
古今東西、省略系の言葉はあったのかも。(* ̄ω ̄)
オムレツも変身させませう。ミジン切りにして溶いた卵へ塩とともに。 仕上げにバターを少量。
黒コショウを振ってトーストしたパンに。 「何なに?誰が何が早いって?」・・・・まだ言ってる。
実は先日、
軽い赤ワインを開けたとき。
気の利いたツマミがナッシング。
思いつきでハーブ入れたオムレツ作ったら結構合うー。
てか、
ハーブ入りオムレツはいつものとは全く別物だった。
ハーブのお陰でツマミに昇格。
しかし、急に王様に何か食わせろって言われたプレッシャーはすごかっただろな。
ウチに「王様」いなくてよかったよ。
あ。
「爺や」なら居るかな?(* ̄ω ̄)