英国羊毛に秋をインプレスする [手仕事]
秋色が実ったので秋色を揉んで漬けて「2009年秋色」を残してみました。(´・ω・`)b
【毎年顔を合わせていたけれど】
ここ最近何年も、この季節が来ると顔を合わせていたあのこ。
とうとう背丈が2mを超えるオオオンナになってしまいました。
しかし、その大きさゆえ「収穫」も大きく、
今年はとうとう、「やらねばモード」に。
彼女の名前は「ヨウシュヤマゴボウ」。 「食えないのかぁ」 はなちゃんも分かってる?
まず、「かせ状態」の毛糸を用意します。 ミョウバンと木酢鉄を溶かした水に漬けます。 20分ほど浸したら水洗いして軽く脱水して、ヨウシュヤマゴボウの色出しに取り掛かります。
ストッキングは履く・被る・の他にも使用法が。(* ̄ω ̄) 本来お腰の入る部分にタップリと。 少量の水を加えた中へ輪ゴムをしたストッキングをゴム手でグリグリ揉んで色素を出します。
バケツに染め液を入れ糸を入れます。最初はこんな感じ。 このまんまで2日ほど漬けます。
2晩経った色はこんなです。5分くらい流水ですすぎます。 陰干しで数時間干し、乾燥。
かせ繰り機(座繰り機)と玉巻き機、スタンバイ。 ひたすらくるくるくるくる。
一玉120g強が4個です。 糸の最初の部分、中に入り込んで行方不明にならないように印。 ピンキングハサミで端っこ切ってちょっとだけ可愛くして日付を書き添えました。
【2009・ヨウシュヤマゴボウ染め総括】
今回は250gの生成り英国羊毛ウール100%中細を2つ染めました。(セールで半額)
媒染液は4リットル使用。
その中に生ミョウバン40g強と、木酢酸鉄を50g。
ヨウシュヤマゴボウの量は約2キロ用意。
「草木染め」は鍋で煮だして染めるやり方が多いのですが、
ヨウシュヤマゴボウは熱を加えると色がくすんでしまうそうで熱を加えない方法が。
その代わり足掛け3日ほどかかりました。
ミョウバンだけだと発色はいいのですが、落ち着いたワイン色希望だったので、
媒染液に一緒に木酢酸鉄を入れたのですが、思った通りの色になって感動♡
植えた覚えの無い「ヨウシュヤマゴボウさん」、
最初はきっと鳥さんのう○こに種が。
根っこは枯れない「宿根」タイプなので、
またきっと来年も育ってくれることでしょう。
来年もまた何かを晩秋にワイン色に染めてみようかなー。
「草木染めの一般常識」として、
動物性の繊維は染まりやすいということだったので、
一緒にシルクシフォンの布と、繭のまんまの絹を染めてあります。
それは後で画像整理しておきますので、いずれまた。(▼ω▼)
ん?これは? 実は既にモヘアもので製作中。(*ΘωΘ)b モヘアとふつーのウール二種類、合わせて3種類の引き合せで編んでます・・・
これを差し置いて仕上がったモノ編み始めたりして、
今年も「二股」になるのかっ?!(=ω=.)
【オマケのおべんとー独演会】
①野田ホウロウ。 ②野田ホウロウ。 ③100均で買った200円どんぶり。
④野田琺瑯と籠。 ⑤これも200円どんぶり。 どんぶりはラップして包んでバックへ。
もちろん丼は陶器、包み布も専用バックも余った布でテキトーに作ったもの。 陶器は重いし普通お弁当用じゃないですがウチは車通勤なので持ってってもらってます。 「ブチョーのお弁当変わってませんか?」って訊かれるらしいけど、いいんです。 野田琺瑯さんのタッパもお弁当箱へGO~。会社には電子レンジもあるのでこれ系が重宝。
①酢豚ならぬ酢鳥弁当。
②おむすびとインゲンのツナソースサラダ。
③豚丼と焼き野菜添え丼。
④昨夜のおでんの残りと黒糖お稲荷さん。手前のフルーツはミカンとりんご。
⑤ベーコンエッグカレー野菜のオリーブオイルソテー添え。
⑥カツサンドとポテサラ弁当。⑦カツ弁当は「仕出し調」。いえホントに仕出し屋さんのモノ。 父が引退前に勤めていた会社で仕出し取っていたお弁当屋さんなんですが、 返却しそこなったものをそのお弁当屋さんから譲ってもらったもの。それをさらに譲り受け。 仕切りがあって汁気が移らなくてホントいいのですが、おかずの数が3つ以上ナイと・・・。
明日は出張なのでオベントー要りません。
やった、朝ラクできる~ ( ̄ω ̄= ̄ω ̄)
週に2日はつくらなくていいので、「毎日」というプレッシャーがないのもウレシイ。