SSブログ

絹の道味噌の道 [のすたるじっくツアー]

00-2a.jpg

重要文化財以上世界遺産未満。     ・・・っていうか、味噌カラメルの味が目的。(*ΘωΘ)b

 


【世界遺産暫定リスト入り「旧富岡製糸場」】

群馬県富岡市。

上越線の高崎駅から上信電鉄に乗り換え。

銀河鉄道999のメーテルたちの描かれた電車に揺られて約30分、「上州富岡」下車。                                                     上信電鉄は日本で一番揺れる路線らしいです。かつて「ウンナン炎のチャレンジャー」に2度出たことが。是非体感を?

車なら関越道を藤岡ジャンクションから長野方面へ向い、「富岡IC」下車。

 

今のところ「暫定リスト」だけど、

間違って(?)ホントに世界遺産になっちゃったら混むと思うので今のうち今のうち。

ちょっと前のお休みに、乗り込んでおきました。

 

00-3a.jpg 00-3b.jpg

この日は既に午後2時半。そんなにゆっくりしてられず。 道に描かれた案内図に従い先を急ぐ。

 

00-1aaas.jpg 00-4.jpg

角にうささんを発見したらもうすぐ。          ここです、ここ。

 

00-1.jpg

内部は以前に比べるとかなり公開されているけど、まだまだ全公開に至らず。

 

明治5年、明治政府が日本の近代化のために建てた官営製糸場。

明治3年、横浜のフランス商館勤務のポール・ブリューナさんが指揮し、2年で建てたもの。

あの建物群から察するに、ものすごい突貫工事だっただろうなぁ。

 

そして、

鎖国が明けて間もない日本ですから、外国人というものを知らない。

フランス人は赤いワインを飲むのを知った地元の人は

「娘を女工に出したら生き血を吸われる」

と噂し、最初はなかなか女工さんが集まらなかったそうです。   ( ̄ω ̄;)・・ワインが生き血!?

 

「たとえ男千人の中へ私一人入れられましても、                                                          手込めに遭えばいざ知らず、心さえ確かに持ち居りますれば・・・」

 

何かあったらご先祖様へ申し訳が立たぬ・・・母子誓いの会話。さすが藩士の娘。

当時の女工さんの日記が残されていたようで、「富岡日記」として残っているようです。

 

00-2h.jpg 00-3.jpg

ボランティア解説員さんいるのに、    一応前勉強した私は興味あるものを見にふらふら。

 

00-2d.jpg 00-3c.jpg

おー 顔!(´ω`=´ω`)収穫♡     錆びた標識♡LOVE。 文字が立体赤ウインナー状態!?

 

00-9.jpg 00-2f.jpg

アジサイの似合う煉瓦の壁の建物は、      ラブリーなアーチの入口。

 

00-1c.jpg

のちに一時ここで操業してた「片倉製糸」(民間)時代の看板のついた療養所。

国から民間へ払い下げられたのも合わせると、操業計115年。

ここの操業停止が1987年。

片倉工業(現会社名)から富岡市に寄付されたのは、2005年。

「文化財的なもの」としての動き出しは、ほんの最近のことなんですね。

 

00-2g.jpg 00-2e.jpg

防火用水の仕組みは、今の時代もマネっこする価値がありそう。

 

00-2c.jpg 00-2b.jpg

フタが王冠みたいに見える。。。        今年は雨が多いけど、この仕組みはいつか欲しい。

参考になるなぁ。もしかしたら雨水タンクって買わなくてもできちゃうかも。

・・・とか、文化財から勝手に学ぶ。

 

00-0101.jpg 00-1a.jpg

実演糸繰りやってました。このあと私もちょこっとやらせてもらったんですが、これは大変だ。

右手の鍋をクルクル回す速さと左手の糸を巻く速さが違うので四苦八苦。

 

でも、お鍋のスチーム効果って美顔器っぽい♡

昼間陽に当たらずここに入って仕事してた女工さんたちは、

実際色白の美人さんが多かったらしいです。

 

そんな女工さんがここで作った生糸は、

今、開港150年で賑わってる横浜から海外へ輸出されていきました。

富岡製糸世界遺産推進HP

 


【お楽しみのカフェへ】

見学済んだら、やっぱお茶タイムでしょう。

目の前には「おぎのや」ができてて「峠の釜めし」が食べられるみたいですが、

やっぱこんな時間はお茶がいいなぁ。(* ̄ω ̄)

00-7.jpg 00-8.jpg

富岡製糸工場跡の正面の道沿いに「カフェドローム」というカフェがあります。

ここにあった古民家を改装した店内には、フランスのリヨンの資料なども。

富岡製糸場を手がけたポール・ブリュナーがフランス人だったのと、

フランスの絹の産地がリヨンだったからだそう。

 

00-2.jpg

カフェの「古民家具合」は二階のほうが内部構造がわかりやすいかも。

壁が凄いんです・・・この土壁には明治時代の新聞が貼ってあった!

 

実は、

ここにちょっとオモシロイプリンがあると聞いていたので、お茶しに寄ったのであります。

プリンのカラメル部分に味噌が入ってる・・・というウワサの

「プリン・ソコが味噌」!(笑)

00-6.jpg 00-5.jpg

これが「プリンソコが味噌」。お味噌は地元の農家のかたがつくってるそうです。さてひと匙・・・

表面はカラメリゼされてカチカチ部分があり、生クリームが添えてあります。

お好きな飲み物とセットで850円。

 

プリンに味噌ってどうよ?と、一応疑ってかかってはいましたが、

これはアリですねー!

******************************

お店のおねーちゃんとおにーちゃんも田舎に似合わない素敵な人でしたよ。                                      ちなみに夜はバーになります。  カフェドローム

 

 

 

で、早速お家で再現!?

「コソが味噌」、そのまんまプリンもいいなぁと思ったんですが、

プリン作ってる間がなくて、

市販のバニラ系のアイスクリームに掛けてみましたが、これもいいかも

 

00-11a.jpg

ソコではなく、てっぺんが味噌!? しかもアイスクリームバージョンです♡

 

おおよその分量は、

砂糖大さじ3・練りタイプの麦味噌大さじ1・水小さじ1。

これらを鍋に入れ熱します。

かき混ぜながら煮詰まって煙がうっすら出始めたら、水小さじ2杯くらいを投じます。

プリンのカラメルの作り方と同じですが、

ジュワジュワーっとなるので気をつけてクダサイ。

焦がし香が加わると美味しい。

これ、プリン・アイスクリームの他にも使ってみたい味です♡

 


【オマケ】

今回のおみやげは・・・?

「絹たんぱく質を含む繭はお肌にとってもイイらしい+ユルイ顔。」

00-3.jpg 00-2a.jpg

絹入り石鹸・・・と、繭で作る動物キット(犬)。     モデルさんは奥でお昼寝中。(* ̄ω ̄)b

 


nice!(173) 

nice! 173

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。