真夏のチョコレート Révolution française [お菓子Cafe Nicolas Gardenふう]
自由・平等・同胞愛のモトに。
【Liberté / égalité / une fraternité 】
7月14日、キャトールズジュイエ。
昨日はフランス革命の日。
「Liberté / égalité / une fraternité 」
「自由と平等と同胞愛」という名のモトに
1789年、新しい国が民間の手によってはじまった。
この記念日にフランスではブリオッシュを頂くそう。
マリーアントワネットは、生活に困窮してる市民をよそに贅沢三昧していたので、
見かねた家臣が「市民は食べるパンもないそうです」と言い添えたところ、
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
と、言い放ったそうで。
この部分、厳密にいうとパンは「バケット」でお菓子は「ブリオッシュ」。
卵とバターのたくさん入る贅沢なブリオッシュ、当時お菓子に分類されていたらしい。
その言い伝えを受けて、革命記念日の7月14日は
「ブリオッシュを食べてやろうじゃないかの日」
に、なっているのかもしれません。
そういえば、江戸にフランス革命を求めた?作品が。
橋本センセーの口語そのまんまの講義を聴いてるような
「江戸はなぜ難解か?」の章が楽しかった。
第二の江戸時代と言われる平成に何思うや、です。
1995年初めてのブルゴーニュ、クロ・ド・ブージョから眺める葡萄畑。
ここに辿り着いたのが冬まっただ中の夕暮れ時。 それでもめげずにカメラのシャッターを長々と押し続け、星を撮る要領で 光を溜め込んでやっとの思いで撮った渾身の一枚!?
1993年、セーヌ川河岸のブキニストの様子。ブキニストってオモシロイ響きの言葉。 これは本の骨董市みたいなもので、お店は固定で同じ店主が同じ場所で開くようでした。
同じく1993年のヴァンヴの蚤の市。これは使い捨てカメラのせいか安っぽい感じに写ってる。 ヴァンンヴでは、大きめの通りに車を寄せて即席に出店する方法。寒い朝でした。 ここへのメトロではアフリカ系の青年が手作りのカリンバを上手に奏でていた。そして、 鼻水垂らしながら物色し、クリストフルの銀のスプーンとリモージュのエスプレッソカップをゲット。 品物が少なそうに見えるけど車からどんどん出してるとこだから。店舗も飽きるほど多い。
3枚ともヘンなもの(バックのかどとか頭とか)が写りこんでたりしたので、トリミングしてあります。
当時はまだフランですがな。約7000円くらいかな。 とってもオトメなリモージュのアンティーク。 そろそろ仕舞っておくだけじゃかわいそうなのでちゃんと使ってあげないとね。 ・・・実は、中には既に何かが入っています。(* ̄ω ̄)
ジェイミーオリバー(英国のイケメン料理家)も、扱ったレシピを発見。 それをさらに簡単にしちゃったチョコレートのお菓子。エスプレッソカップ3個分。
チョコレート・・・・・・・・・・・・40g 生クリーム・・・・・・・・・・・・・140cc シナモンパウダー・・・・・・・・・・少々 お好みでミントの葉
生クリームをボウルに入れ、電子レンジに1~2分かけ加熱する。 刻んだチョコレートをその中に入れ、シナモンパウダーも加え6分立てくらいに泡立てる。 エスプレッソカップに流し入れ、冷蔵庫で冷やして出来上がり。
基本これはチョコレートのムースなんですが生卵も入らないしお手軽なのでお勧めですー。 チョコレートの分量と生クリームの分量は多少前後してもイケるようなので、 チョコレートの濃いのとかふわっとしてるのとか、好みでいろいろ試すと面白いかも。
うっすいミルクチョコレート発見。夏向きじゃないよね。(笑) アワアワは飲まずに食べるのです。
マリー・アントワネットはウイーンの生まれだから、
もしかしたら美味しいチョコレートはいっぱいいただいていたのかも・・・
と、思ったらルイ14世時代に既にフランスへは広まっていたようで。
ちなみに、彼女への様々な悪評は殆どデマや中傷だったらしいです。
でも、贅沢三昧していたのは事実。
そうなると「贅沢=罪」っていうのは、ある意味合ってるのかも。(*ΘωΘ)
【来週】 来るぞ来るぞ・・・と構えていてもなかなか来なかった一か月。来週あたりから仕事がホントに忙しくなりそうです。 今週は予定通りアップしますが来週からは日が空きそうです。(* ̄ω ̄)ノ