ヒヤシンス的輪廻転生 [庭仕事]
私は春が来るたびに生まれ変わっています。
【一進一退の春】
「春に三日の晴れナシ」
まさにその通り、ね。
花キャベツがもうこんなに間延びしてる。 でも ブルーベリーのツボミはまだ固い。
柔らかい桃色の八重のストック。 年季、やっぱいい。買ってすぐじゃこの風格は出せない。
植木鉢にいいアンバイに模様が浮いて年季が入った状態、
それを、英国の園芸家の間では
「Wizard」(熟練家・名人)と呼んでいるそうです。
新品のテラコッタの植木鉢、ヨーグルトを何度も塗って湿気を沢山与えると
早く「Wizard」入るんだそうで。
今度、やってみよーっと。
【ヒヤシンス的輪廻転生】
毎年毎年、春を部屋で楽しみたくて買ってしまう「ヒヤシンス」。
ぬくぬくお部屋で寒い冬を越せる特権を与えられます。
小さい芽は特にラブリー。 ガラス瓶の水栽培用は3つ。 あぶれると広口ビンもありうる。
こっちはモトはキッチンで活躍した保存瓶。 ・・・さらにあぶれると、こうなったり。
白いのは球根を買った際に入ってたネット。それにペットボトルを二つに切って即興で再利用。
「ボロは着ててもココロはニシキ」。 「どんなヒヤシンスよりきれいだぜ~」。
こいつは珍しい「生き方」です。ふつーは2回花がでるけどいっぺんで咲ききっちゃうつもりらしい。
くす玉みたいにアタマがデッカクなっちゃった。 おっと!アブナイ不安定だっ。
こじんまり咲く準備をしてたこのコも。 いつの間にか成長。
それぞれが伸びてゆき香りを放ち、 いつか人生の終焉を迎える。
毎年、
ヒヤシンスの花が終わると、
伸び切った茎を切って地植えにしておきます。
それで、毎年毎年庭にはヒヤシンスが増殖。
でも、
ヒヤシンス的輪廻転生はウチの場合ちょっと気の毒。
だって、
前の年はヌクヌクと家の中で育ったのに、
生まれ変わったら厳しい寒さを乗り越えなければならないから。
前世の記憶が消えていれば問題ないんだけどね。
ヒヤシンス本人は覚えていないのかな?
ほーら雪が降ったりして寒そうなお外。 ん? ・・・・結構健気に咲く準備してる!?
がんばれヒヤシンスー
(p`・ω・´q)
もうちょっとで春がクルからね。