自己主張の強いオンナという香り [香りの引き出し]
ナナカマドはまだオレンジ色でした。
目で確認するだけではなく、香りでもあちこちで「秋」を感じられるようになりましたね。
【自己主張の強いオンナ】
そんなイメージがあるキンモクセイ。
秋がやってくると、そこここで「私はここよ!」と、叫ぶように香ってる姿は
まるで自己主張の強いオンナです。(笑)
毎年暑さが引いて湿気が急に下がる頃に、かならず「叫び」にきます。
ソウルフードって、やっぱりおにぎりとか味噌汁とか、
そういうものが日本人として挙げられるでしょうけど、
実際の家庭料理としての「ソウルフード」は、
個人的にツボがそれぞれ違うふうにセットされいると思うんです。
私の場合はなんだろうなぁ。
トンネルをいくつか抜けて、70㌔ほど走ると実家に戻ることができます。
ここのこれはおいしいの♡ 連休なんで混んでました。 実家の近所のミケちゃん♪
そして、結構好きなりんご園。
真っ赤になったりんごが、旬の種類から収穫時です。
コロっと残ってるコンテナも、なんか可愛い。
りんご園はアチコチにあるんですが、ゆっくり見て歩くのがいい。
ずーっと奥に何かイイコト待っていそうな・・・そんな「希望的展開」を匂わせる感じが、好き。
トンネルと山を抜ける時に、いつもの「きのこや」さんがシーズンのブツを売っていました。
半天然の舞茸。 こっちは詰め合わせセット。朝山に入って採取したモノ。
舞茸は露地モノになると一気に香りが出るので、違います!
いろいろキノコは、おうどんのつゆに入れてダシに香りを足してみようかな。
そうなると舞茸は「舞茸ご飯」に変身でしょうか。
舞茸・油揚げ・人参・隠元・鶏肉を炒めて甘辛く煮て、ご飯に混ぜます。
炊き込みご飯じゃなくて、この混ぜご飯。
私の中ではこの混ぜご飯じゃないと「舞茸ご飯」になりません。
舞茸が油分と出会ってさらに香るのは、天ぷらでも再現できますが、
鶏肉他と渾然一体となった旨みはやっぱり、炒めた具のこれでないと。
小さい頃から食べなれたこの混ぜご飯は、個人的なソウルフードの一つなのかも。
昔、自分で料理をしようと思い始めたころ、
母親に作り方を最初に訊きたかったのはこれだったので、やっぱこれかな?
あれこれと、この「舞茸ご飯」のある風景が思い出されます。
きょうだいケンカした後の夕飯だったり、部活で遅くなった食卓だったり、
お弁当にもこのご飯持っていったときもあったなぁ・・・
あなたの場合は、どんな食べ物なんでしょう?
きっと想い出もズルズル芋づる式に・・ (^w^) ぶぶ
実家の「自己主張のオンナ」は本格的に香ってました。
舞茸の季節とほぼ同時だったんですね。
いまの時代、舞茸はスーパーに行けば一年中手に入るけど、本当はこの季節だけ。
そういえば、以前実家で買ってた農家のお米の新米が届いた時に、
その農家の路地栽培したという舞茸をオマケに頂いたことが。
「自己主張の強いオンナ」は、新米と舞茸の時期と同じだったんだなぁ。
実家の二階から夕日が沈む瞬間のグラデーション。
うーん、
なにげなく重ねてるトシも、モノは考えよう。
こうして些細な「気づき」が多くなるのもなんか嬉しいかも。(* ̄ω ̄)ノ
【ちょっと息抜き記事です】
前回も沢山のご訪問、ありがとうございました!
ネタあるんですが、ちょっとバタついてるのであっさりとアップします。
ご訪問もユルユルさせていただきますね。(´・ω・`)b