メリー寿司デッシュ ゴーラウンド [ひとりごと]
もしかしてあなたも回ってるお寿司が好きですか?
私は
回転寿司屋さんが大好き。
時々無性にあの「空間」へ行きたくなる。
店内へ入ると案内され
いそいそとカウンターに座り、
(ボックス席だと楽しみが半減するので必ずカウンターで。)
湯飲みに玄米抹茶の粉を 耳掻きサイズのスプーンで大盛り二杯。
(ここはティーバックのお茶ではなく、やっぱり粉になってるのを希望。)
お茶は、
一度に粉2杯だなんて多いと思われると思うけど、
多めに入れた粉は飲んでるうちに下に沈んでしまうのだ。
後でお湯だけを注ぎ足して二杯飲めば
粉を最初から2杯分入れたというコト。
要するに、「手間の省略」 行動のエコ化なのだ。
お湯を注ぎ、お茶をこしらえている間も、
次々とレーンに流れてくる皿に視線を注ぐのは忘れない。
お店によって無い場合もあるのだけど、
「わさび」様の乗ったお皿が回ってる場合は、
お寿司の皿を取るよりも先に、「わさび」様をまず手元に招き入れる。
回って無い場合は、
中で握ってる板さんに「わさびクダサーイ」とお願いする。
わさびを指三本でつまんで、ちょっと小高くお皿に盛ってくれるのはいいとして、
時々、「あいよ」と言って渡されるお皿の様子が「ナスリ付けた」ような場合
「アンタはわさび様をナンだと思ってるんだ?!」
と、私は心の中で小さく怒りの声を上げてしまう。
わさび♡LOVE (^ω^*))((*^ω^)
こんなTシャツあったら着たいくらいだ。
回転寿司とは言え、ワサビのクオリティが妙に高かったりすると小躍りする。
小皿にお醤油を注ぐ前に、傾斜を作るのも忘れてはならない仕事。
割り箸の袋などを四つ折にしたりして小皿の下にセットする。
コツは、ちょっと端っこに敷くこと。
そうすると、自然とお醤油が傾斜に合わせて低い場所に溜まり、
高い位置にわさび様が置かれれば
ドロドロとしたワサビ醤油にならずに楽しめる。
ただ、わさびと醤油が混じってしまう「ドロドロ派」を否定はしない。
実家の父は、てんこ盛りわさびのドロドロ派。
あれはあれで美味しいと思う。(´・ω・`)
一通りセッティングが終わるとようやく落ち着いて物色できる。
ただ、セッティング中も視線を投げてあったレーン上に狙ってる皿が来たら、
お茶を汲んでる手が塞がってても、片方の手で手元に取り寄せて置いたりするので、
セッティング終了とともに、イキナリ食べられる場合もアル。
回転寿司店に入ったら
無駄のない動き、さらに終始レーンに注意を払うのが上等。(* ̄ω ̄)b
お寿司の好みは、人それぞれだと思うので
いつも食べてる内容の詳細は書かないけれど
ヒカリモノ、貝類、まぐろ、あなご・・・
特にキライなネタは無いけど、「こぼれイクラ」は食べないなぁ。
なんだか、「浪費家のオバサン」みたいでイヤ。
こぼれたイクラを一粒一粒拾うのもイヤ。
だからといってこぼれたイクラを最後、お皿からかっ込むのもイヤだ。
「一本あなご」も食べないなぁ。
豪快さがウリなんだとは思うけど、ちょっと「ぶっきらぼうなオヤジ」みたいでイヤ。
シャリのないネタ部分を箸で切ったりするのもなんとなーく面倒。(-ω-;)
てか。
お寿司の定義がシャリとネタの合体芸術っていうのなら、
その域から漏れてる加減が許せないのかも。
最近のお寿司屋さんは進んでて、画面でオーダーすると、
普通に流れているレーンの上に二階建てで別のレーンがあり、
別オーダーはそこにシューっと特急で
頼まれたモノが来る仕組みのお店がある。
目の前で握ってないので、板さんの顔色をみることはできない。
「あー、あのネタ流れてないなー」
と思って、メニューの写真みて頼んでみる。
シューっと特急で はせ参じたのは
「え?あなたはどなたですか?」
・・・って程の貧相なネタ姿で来る場合が!Σ( ̄ω ̄;)
憧れてた先輩が、いざデート当日
だっさーい私服で登場してしまった時のような心境。
ありえない!
でも
「却下!」o(`ω´*)o
・・とは、言えないし。
でも、その場を立ち去りたいような想いが一瞬よぎるのは私だけじゃないハズ。
「なかったことにしよう」
そう呟きながら、私は速攻その「ダサイ先輩」を食べて
抹殺・・ (-ω-;)ウー
そして。
一通りお寿司を楽しんだ後、
ゆるりと店内を見渡しながら私は人間ウオッチングを楽しむ。
私の好きなテーマは「コピーしたように似てる親子」。
繰り返すDNAを証明してる人々は、いつ見ても微笑ましい。
親子が似るのはあたりまえだけど、
不思議と夫婦も「兄弟で結婚したのか?」と思うほど似てる人がいたりする。
「似たモノ夫婦」も、なんかいい。
また。
他の人が頼むものも、自分ノ常識外だたりするのもオモシロイ。
カウンターに座るそばから「コーン4皿ねー」と、コーンをのっけから爆食し、
締めにもコーンを食べていた50代半ばほどのご夫婦がいたり。
どう見ても80後半のおじーさんが、家族らしき人たちと来ててバクバク。
あんなに食べてダイジョウブだろうか?
(既に目の前には皿が目の高さほどに)
家族は止めないのか?
普段からあんなに食ってるのか?
それとも胃腸年齢が激的に若い特異体質なのか?
そんな暴食じーさんの心配を、勝手にカウンター越しにする。
お醤油の小皿を使わずに、全部上からお醤油をドバドバかけてる人もいた。
塩分が・・・・(・ω・;A)
年配のオジサンの醤油に侵された皿が溜まる度に、
カウンターのこっちで勝手に心配する私。
見知らぬオジサンの塩分摂取がどうしても気になる。
これもそれも遠巻きに、視線を感じさせずにこっそり見渡す。
ジロジロ見られたら、なんか不快だもん。
そう。
ボックス席じゃ見渡せないから、やっぱりカウンターがいい。
日本が生んだ食のエンターティメント、回転寿司。
レーンのちょっとキツメのカーブで、くるっとターン技を決めたマグロの皿に向かって
心の中で拍手を送る。
食べて楽しい、選んで楽しい、眺めて楽しい、
心配して楽しい、想像して楽しい。
回転寿司万歳!(。>ω<。)ノ
(っ`・ω・´)っフレーフレー!!!回転寿司っ!
あー。
寿司ネタ書いてたら、またお寿司食べたくなっちゃった。
ハラヘッタよぉ。 (=ω=)