王様のお菓子 庶民の味噌パン [お菓子Cafe Nicolas Gardenふう]
キリストがお生まれになったのを聞きつけて、
バルタザール、メルシオール、ガスパールの三聖人が東方より謁見に参りました。
【味噌パンを買いに】
家人が暮れに退院したのにまた入院。
病院は家から一時間以上かかるので、ついでに実家にいつもより少し遅いお正月の挨拶に。
キリストの生まれた馬小屋の馬・・・ではなく、実家の犬です。 ふわトロの雪が降っていました。
アッと言う間に地面は白い段だら模様になって、じきにベタなホワイトへ。 また積もるかな?
でも町なかは融雪の仕組みがあるし、車が通ってると雨模様な風景に見えます。
味噌パンを買いに、路地を抜けて行くと・・・ 昔からこんな道だったかな?
馴染みのあるおもちゃ屋の裏は、大きな蔵の隙間を歩くのでした。 知らなかったー
「おもち人」ではなく「おもちゃ屋入り口」かな。(笑) 裏通りに出るにも「止まれ」と道が呼びかけて、
「ありがとうございました」と、さらに扉がお礼を言います。
外は雪で寒いけど・・・いちいちこうして言われるのも なんかあったかい。
でも、ちょっと残念だったのは、
かつて高校生のころ通った毛糸屋さんは、もうお店をたたんでしまったみたいだったこと。
あの編み方を教えてくれた、お店のお婆ちゃんはもう居ないのかな。。。
駆け足で帰路へ。関東平野山間部から脱出。 G県I市J国道沿いのスフィンクスを横目に・・・
で。今日のお昼はコレ♡ 懐かしの「味噌パン」 フリアンさんのこれは大きいバージョンです。
小さいのよりお得なんです。(^w^) ぶぶぶ・・
私は小さい頃からコレ食べているので、たまーに食べたくなるんですよ。
【王様のお菓子 ガレット・デ・ロワ】
1月6日はフランスでは、エピファニー、公現祭です。
キリストの誕生を祝って三聖人が駆けつけた日とされていて、
1701年に「聖教条約」によってお祝いの日と決まっているそうです。
年が明けると一斉に、街のお菓子屋さんで紙の王冠と一緒に並びます。
フェーブという陶器で出来た小さい陶器の人形を一つ仕込んであって、
切り分けた時、それが入っていた人が「王様」となるわけです。
フェーブはコレクターが多く、蚤の市でも人気のものは高値が付いていました。
羊やキリストの姿が多いです。 こっちは合羽橋で買ったもの。フランスの地方の家がいろいろ。
上は手持ちの一部なのですが、他のはどこかに仕舞ったままのようです。。。(´ω`。)
中身はアーモンドクリームで、外側はパイの一種です。 冷蔵庫と冷凍庫で冷しながら制作。
手前が「葉」、奥が「麦」がモチーフ。 ペーパーはもったいぶって中々使わないなぁ・・
模様は他には「ひまわり」や「太陽」など「豊作」を祈るものや「宗教」関係の模様が多いです。
大きいのは明日食べるので今日は小さいのを味見。 ポロポロ・・・手前が、フェーブの代わりの小豆。
小さいほうはフェーブ入れると大きすぎちゃうから、とりあえず小豆を。(* ̄ω ̄)b
大きいほうはちゃんとフェーブを入れました。 ロワール地方のおうちが入っています。
その後ダークレディはユーカリとキッチンに居ます。 モノ足りなかったのでマカロン食べちゃった。
シャンティーのマカロン。ピンクのとオレンジ色のが美味しかった♡
ここでは「味噌アイスクリーム」も買ったのに、
実家の冷凍庫に入れておいて食べてくるの忘れちゃった・・・(-ω-;)
【オマケ】
パリの風景を。
チュイルリー公園のまん前、エッフェル塔からアンヴァリッド、ルーブルまで見渡せる4階の部屋。
ここが気に入って何回か泊まったんですが、部屋の世話してくれる人が(多分)オカマちゃん。
でも、とってもいい人でした♡
その当時撮った新年のお菓子屋さんのショウケースの中に鎮座するガレット・デ・ロワ。
悦子のグレープ頭は、オバチャンパーマ頭っぽいと思ってたけど、
王冠載せると一変する!?
【年始からスローです】
明日はまた退院するそうで、迎えにいったりバタバタしていますので、
こちらからのご訪問はちょっと遅れると思いまーす。
なので、コメント欄とじとじで。
そうそう、前回の記事ですが初夢で縁起がいいのは 「一富士ニ鷹三ナスビ」 でしたね!
ななしさん、すんません!私が順番間違っておりましたー(>ω<、) 直しておきましたよ~
それと、前回は沢山のコメント本当にありがとうございました!
楽しくうれしく読ませて頂きました♡ (*´人`*)